「おにぎりデー」の実施について思うこと
うちの市内の小学校では、食育の一環で「お弁当の日」が年に数回ある。
「お弁当の日」
おかずを何にするかを考えて、お弁当の内容をイラストにしたり、色を染めたり。お弁当計画書なんてものが宿題になっていたりする。その日は、給食がない。
「おにぎりデー」
お弁当の日と同様、おにぎりの具を考える。おにぎり計画書があって、事前の宿題になっていたりする。給食はおかずのみ。
学年によって、ねらいが違っている。
低学年
おにぎりの具を考える。買い物に一緒に行く。
中学年
買い物に一緒に行く。お手伝いをする。
高学年
おにぎりを自分で握る。
さて、今回のおにぎりデーを迎えるにあたり、自分なりに考えたようである。
「おにぎりデー」の具は何にしたらいいかな?
好きなものを具にすればいいじゃん。
そうなんだけど。腐らないものをいれるようにって先生が言ってた
そりゃそうだよね。
ぼく、ツナマヨがいい♬
何にしようかな
今までは塩むすびだったじゃん。今回は?
今回は塩むすびやめて、具を入れる
いいんじゃない。
僕もツナマヨにするよ。
わかった
そして「おにぎりデー」前日
明日さ、俺がおにぎり作るから。5時に起きるから起こして
え~。やだよ。起こしても起きないもん。
起きるよ
ぼくもやる
あー、わかった、わかった。起こしても起きなかったら知らないからねー
うん!
うん!
結果、起こしても起きなかったので、私がおにぎりを作ったのでした。
ただし、1号はおにぎりを作っている途中で起きてきて、1個だけは自分で握ることができたようだ。
2人に2個ずつ、おにぎりを持たせて学校へ。
こういう行事を通して、お手伝いをする、ごはんの準備をすることに向き合うことはとてもよいことだと思う。
食育の推進に繋がるというものだ。
しかし、これも学校行事として位置付けないと実践に繋がらないというのが、なんとも悲しいところである。
実際、我が家でも宿題にでもならない限り、自分からお手伝いすることはない。
本来なら、家庭生活の中で当たり前にやっていたことなんだけどねー。
とはいえ、私も自分の職業は置いていて、子どもと一緒にやるのはメンドクサイと思ってしまうし、かえってやることが増えてしまうので「あっちに行ってて」と、ついつい言ってしまう。
上手く子どものやる気を引き出し、巻き込んでやってもらうように仕向けるのが大事なんだと思うけど、、、
私の性格上、メンドクサイ(笑)
私の気持ちを改めたいと思います。
「アナタ、管理栄養士でしょう?」という突っ込みは無しで(笑)