毎日が〇〇曜日

元公務員の管理栄養士がスポーツ栄養士を目指す道のり。小学生男児1号、2号との日常を綴るブログ

液体ミルクの活用について

液体ミルクはアイクレオと明治から販売されていますが、発売日にはテレビでも放映されるくらい話題になっていた。

ベビーザらスとか赤ちゃん本舗などの専門店では箱買いしていく人もいたり。

 

乳児用液体ミルクってどういうもの?

液体ミルクは母乳代替食品である。

母乳が不足した場合、母乳継続が困難な場合に母乳の代替品として使用することができるもの。乳児の発育に必要な栄養条件を満たすよう、特別に製造された食品で、国が許可したものには特別用途食品マークが表示されている。

◎乳児用液体ミルクは、液状の人口乳を容器に密封したものであり、常温での保存が可能なもの

◎調乳の手間がなく、消毒した哺乳瓶に移し替えて、すぐに飲むことができる

◎地震等の災害によりライフラインが断絶した場合でも、水、燃料等を使わず授乳することができる

 

粉ミルクと何が違う?

・調乳の手間がなく簡単。温め不要でそのまま授乳できる。

・栄養組成は調乳後の粉ミルクと同じ。

・滅菌済で衛生的であるが、飲み残しは雑菌が繁殖しやすいので与えないこと。

 

こんな使い方ができる

・母乳が足りない赤ちゃんに

・お湯が不要のため、災害時や備蓄に

・外出時など調乳が大変なとき

・母親が服薬等で授乳できないとき     など

 

液体ミルク使用時の注意点

・期限表示を確認する

・容器に傷や破損がないこと、品質を確認する

・飲む前によく振って撹拌する

・試飲して品質を確認する

・開けたらすぐに飲み、飲み残しは捨てる

・乳首がついていないタイプは清潔な容器で与える

・開封後は冷蔵(4℃)で保存可能だが、2時間以内に飲まなかった場合は破棄する

 

 

 

アイクレオ

 

 

 

明治ほほえみ

 

 

 

 

使い捨てボトル

 

 

 

 

使い捨てボトル

 

 

 

使い捨ての哺乳瓶もあるんですね。

ここのところ、災害が多いので、備蓄用にと購入する人も多いのではないかと思う。

液体ミルクも使い捨て哺乳瓶も。

災害時だけでなく、停電とか断水があったりすると、お湯を沸かせない、お水が手に入らないなどで、ミルクを作れなくなってしまう。

そんなときに液体ミルクと使い捨て哺乳瓶は便利。

外出のときにもいいかもしれない。

近場ならなんとかなるかもしれないが、旅行の時とか、哺乳瓶を持ち歩くのも、洗って消毒するのも大変だったりする。

ただ、やっぱり粉ミルクに比べると割高なので、毎回使うのは難しいかも。

アイクレオは125ml、ほほえみは240ml。 125mlだと少ないし、240mlだと多い気がして、その中間くらいのサイズがあると使いやすいのではないかと思うんです。

だって、飲み残しは捨てなきゃいけないし、240mlくらいガッツリ飲む子ばかりではないので。

常温で保存でき、常温のまま与えることができるのは手間がかからなくてよいと思う。

今の時期は気にしなくてもよいと思うが、冬場は常温といっても冷たいので温める必要があるかもしれない。

室内の温度が0℃くらいのこともあるだろう。

常温、室温ってだいたい20℃くらいを想定しているみたいです。

液体ミルク、他にも出てくるのでしょうか。